『思考能力を育てましょう』【イクウェル高宮駅前教室|福岡市・南区の幼児教室】
☆。.・’☆英子先生のコラム☆’・.。☆

『思考能力を育てましょう』

『思考能力を育てましょう』

全世界人口に対するユダヤ人の人口は0、25%にすぎないのに、
ノーベル賞受賞者の約3割がユダヤ人です。
ユダヤ人が優秀な民族といわれる理由の一つは、彼らが子どもの頃から、思考するということ、
自分の考えを発表するということを教わってきたからです。

 

タルムードのお話し

「ユダヤ5000年の知恵」という本のなかに、
ユダヤ人の聖典といわれているタルムードに
載っている逸話が沢山紹介されています。
ユダヤ人の子どもは父親や教師からこれらの逸話を材料に
思考するということを教わります。
その逸話のなかには、文化、道徳、経済、伝統、
さまざまな思考を育てる内容が含まれています。
一つご紹介しますね。
ある国の王さまには一人の娘がいました。
娘は重い病にかかって死にそうでした。
そこで王は、娘の病気を治した者には娘をめとらせ、
次の王さまにすると布告をだしました。
その国から遠い地方に三人の兄弟がいました。
長男は、どんなに遠くでも見ることのできる望遠鏡を持っており、
そのおふれをみつけました。
次男は、どんなに遠くでも飛んでいける魔法の絨毯をもっており、
三人はその絨毯に乗って王宮にでかけました。
三男は、魔法のりんごを持っており、そのりんごを食べると、
どんな病気でも治すことができ、娘にそのりんごを食べさせました。
娘の病気は、たちまち治ってしまい、皆は大喜び、
王さまは新しい王子を発表しようとおもいました。
すると一番上の兄は、「私が望遠鏡でおふれを見つけなければ
われわれはここに来ていない。」と言い、
次男は「魔法の絨毯がなければとてもこんな遠いところには来られなかった。」
と言い、三男は「もし、りんごがなければ病気は治らなかったではないか。」と言いました。
もしあなたが王さまだったら、この三人のうち誰に娘をめとらせるでしょうか?

ここでコラムを読むのを止めて自分なりの答えを、その理由を考えてみて下さい。

答えはりんごを持っていた男性(三男)です。
これは「魔法のりんご」という逸話です。
望遠鏡を持っていた長男は、まだ望遠鏡を持っているし、
絨毯を持っていた次男も、まだ絨毯を持っている。
しかしりんごを持っていた三男はりんごは食べられてしまったので、
何も残っていない。つまり誰かに何かをしてあげるときには
すべてをそれにささげるものが一番尊いということです。
短い逸話ですが、奥が深いと思いませんか?
もちろん内容から学ぶことは大きいですが、なによりも思考し、
自分の考えを言うことに大きな意味があると思います。
小学生コースの子どもたちに、タルムードの逸話を使って
ディスカッションの時間をとると、それぞれの子の価値観、性格、
コミュニケーション能力があり、いろいろな発言が飛び交い大いにもりあがります。
就学前のお子さまでしたらなぞなぞやしりとりなどをして遊ぶのも、
楽しく思考力を伸ばしてくれるとおもいます。

 

思考能力を育む一番のポイント

一番のポイントは、お母さまが聞く耳を持ってくださることです。
お子さまのつたない話にも根気よく耳を傾けてくださることです。
じれったい説明に結果をすぐに求めてしまったり、もしくは結果だけを聞いて、
いきさつや過程を聞かなかったり、話を速く終わらせるために
説明を誘導したりということはないでしょうか?

 

まとめ

口は一つ耳は二つ、言うことの2倍、お子さまの話に耳を傾けていただけたらと思います。
そうすることで自分の意見を、臆せず言うことができるようになり、
注意深く聞いてもらえるからしっかり考えようという気持ちが育つのだと思います。
はなし上手より聞き上手なお母さまになってくださいね。

 

 

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