今日は生活面の引き締めにについてお話したいと思います。
充分な睡眠をとる、朝昼夕三食きちんと摂る、部屋をきちんと片づける等など、
当たり前のことを、当たり前のようにし続けることは必ず成果につながると信じています。
「自分の脱いだ靴を、毎日きちんと下駄箱のなかに、しまえる子は、東大に合格
する。」と言う方もいます。
極端な表現ですが、まさしく私が子ども達との関わりの中で感じてきたことと同じです。
当たり前の事を、当たり前のように、し続けることの出来る能力は
運動面、学習面にかかわらず、全ての能力を高めることに通じるのだと思います。
きちんと睡眠をとる、きちんと三食食べる、そんな当たり前のことが
できていない小学生が沢山いると、小学校の先生方が嘆いておられます。
朝食を食べてこないから午前中ボーとしている、お腹がすいて給食をかけこんで、
午後もボーとしている。そのうえ睡眠がきちんと摂れていないから、
さらに集中力に欠けるそうです。
反対に、きちんとした生活習慣ができている子は、
朝食をきちんと摂ってくる。
朝食をきちんととるためには早く起きる。
早く起きるためには、早く寝る。
早く寝るためには、宿題などの学習を速く終わらせる。
学習を速く終わらせるためには、学習能力が必要。
学習能力を習得するには、学校の授業に集中する。
学校の授業に集中するには、朝食をきちんと摂る。
というように、良い連鎖が起こります。
特別なことではない、当たり前の生活習慣が
とても大切だということがわかってきます。
「当たり前のことを、し続ける。」
簡単なようで、意外と出来ていないのかもしれませんね。
子どもの頃についた生活習慣は、大きくなっても抜けないものです。
是非、良い生活習慣をお子様につけてあげてくださいね。