こんにちは、いよいよ今年も12月になりました。
今年はどんな年になりましたか?
まだやり残したことがあったら達成できるように 頑張ってくださいね。
最後までやり抜く力を育てましょう。
ふたりの子どもたちは、どちらもブロックが大好きでした。
いくつものブロックを組み合わせて高層ビルやお店、電車・車などを想像をふくらませて作っていました。
ブロックが細かい分だけ、積み木よりはより完成度の高いものが作れるようでした。
二人で協力して部屋いっぱいに未来都市を作って、壊すのが惜しいというのでひと部屋がしばらく使えなかったほどです。(笑)
その作品は惜しまれつつも写真に撮ってから壊し、次の作品へとチャレンジしていきました。
今ならデジカメで撮ってパソコンにしまっておけるのにねと思います。
四角のブロックを組み合わせることでいろいろな形を作って楽しむことができ、創造力も育ちます。
ブロック遊びでさまざまな育つ力があります。
・作りたいものを頭の中で思い浮かべることで想像力を膨らせます
・作る対象物、物の形をよく観察する練習になります。
・創造性を育てます
・手と指が柔軟に使えるようになります
・集中力や持久力・忍耐力がつきます
などなど。
力を入れないとはめたり、取りはずしたりが簡単にはできません。
遊びながら楽しく巧緻性(こうちせい:手先の器用さ、巧みに指先を使う能力のこと)を育む良い機会になり、手と指を細かく豊かに使う練習になるのです。
製作途中ではバランスを考えなければ倒れたりしますので、どうやったら倒れない構造にできるのかとか、きちんとはめ込まなければはずれて壊れてしまうなど耐震構造についてなどの勉強を勝手にしていくのです。
そして途中で失敗してはイライラしたりしましたが、失敗しないようにするためにはどうしたらいいのかなど考えたり、集中してつくるようにもなっていきました。
そして、がまんして続けて完成させる忍耐力もついていきました。
また、さらに完成させるためには全体をよく見通して構築する必要があります。
全体から個、つまり俯瞰的にものを見ながら、細かいところに注意していくという物の見方も学んでいきました。
物を作るときに役立つだけでなく、人生でのものの見方につながっていきました。
「ここをこうはずして、こっちにつけると車がロボットに変身するよ」と二人で後ろから、下から、いろいろな角度から想像して作っていたのには感心したものでした。
子どもふたりとも手先を器用に使うことで脳への刺激を受け取ることはもちろん、さきに話した想像力や創造力、思考力、集中力、忍耐力が育っていったようでした。
ブロックはたいへんすばらしい教材だと思います。
たくさん遊んで、いろいろなものをたくさん作ってください。
積み木もブロックも、知的な取り組みだという面を強調しすぎるとお子さまの自由な発想を妨げることになりかねません。
あくまでも基本は楽しく、自由に遊ぶということです。
ただ、作っている途中で発想がつまったりしていたらお父さまがいっしょに入って、お手本を見せたりすれば新しい遊び方のきっかけになります。
また、「そこに何を作るの?」などの言葉がけでお子さまが自分の計画を話し、遊びがどんどん広がるかもしれません。